今回のblogエントリーは
EVERNOTE「超」仕事術
の著者であるRashitaさんが更新するblog: R-styleの企画に乗らせて頂いて書きました。

「Evernote企画4th:第0回:「あなたのEvernote術教えて下さい!」企画」

というこの企画を偶然知って、
“「Evernoteの情報交換」ぐらいの気持ちのエントリーが集まったらいいなと思っています。”
というように書かれてあったので、これならblog初心者、Evernote初心者の私でも参加できそうだなと感じてキーを叩いております。

<面倒臭がり屋のEvernote運用法>

私は、Evernoteという自分の記憶の支援をしてくれるすばらしいアプリケーションを使い出したのは、
2009年10月20日です。
この日付も自分の頭で覚えていたわけではなく、Evernoteにアクセスして数秒だけ探して得た情報です。
それからしばらくはたいして使いこなせず、適当にメモを書いたり、
気に入ったwebページのclipを保存していました。
しかし私は2010年4月にAndroidケータイを購入して、スマートフォンユーザーの仲間入りを果たします。

そのころから、Evernoteの自分なりの使い方を考えたりすることが増えました。
なぜなら、スマートフォンを手に入れたことによって、Android版のEvernoteアプリが使えるようになったからです。
非スマートフォン環境では、Evernoteの自分用のアドレスにメールすれば保存してくれる機能を使って思いついたことをメールで記憶させるのが自分には精一杯でした。それに比べてスマートフォンのアプリではノートの閲覧がしやすいし、検索も楽です。

こうしてEvernoteに触れる機会が増えてきたと同時に、Evernoteへ楽に保存できるように試行錯誤したり運用法を考えたりしてきました。いや、試行錯誤などほとんどしていません、ネット上で紹介されている方法を真似したり、ネット上のサービスをただ利用しただけです。

その、どうしたら上手く使えるだろうかと思って、検索していたら見つかったblog記事が
今回の企画にエントリーもされていらっしゃるgoryugoさんの書かれた 下記の記事です。
連載 本気でEvernote
にある、
本気でevernoteを使って、本気で全てを記憶する 
です。

このgoryugoさんのノートブックとタグの使いかたにモロ影響を受けました(パクリました)。
真似したのは、ノートがノートブック間を移動することは楽なので、ノートブック役割はノートのステータス等を表す名前をつける。タグはジャンルを表すことにしようというところ。
他にも参考にした部分はあるのですが、どこをどのように参考にしたか忘れた(そこまでは記憶しようとおもってなかった)ため、省略します。

私は上記の「ノートブックの役割」と、既定のノートブックにどんどん詰込んで、あとから整理するというやり方を軸にEvernoteを運用しています。(入れるときにタグをつけたりノートブックを指定したりはしません)


今回のこのblog記事では、私の個人的なEvernote運用のための、個人的な考え方をつづりたいと思います。

といっても私の考えも1週間で180度変わっていることもありますので、現時点での考え、そして最近考えている事を簡単に書きます。思い出し方についてです。

1.Evernoteにたくさんタグをつけるのが面倒
タグが結構増えてしまって、たくさんの中から適当なタグを選ぶのが面倒。
自分が怠け者だから、きっちり整理整頓出来ない性格だから。
きっちり整理整頓出来てなくても、ざっくり出来てれば良いと思える性格。
私のEvernoteを使う目的はいまのところ整理じゃない。キーワードから記憶の断片が思い出せること。
ただし、整理を頻繁に行えば、それによって呼び出された記憶は忘れにくくなるというおまけ効果はあります。

2.面倒な上にもしかしたら時間の無駄じゃないのか??
例えば、1つのノートにタグをつける(タグを新しく考えるか、既存のタグを探す作業)のに毎回20秒かかり、思い出すときに手がかりになるタグを探すのに10秒かかるなら、
あわせて30秒の時間コストがかかる。

一日10のノートを編集するなら、300秒(5分)かかるってことだ。
10日で3000秒(50分)。100日で500分=8時間20分
これは人によってはもったいない時間のはず。
100日で8時間あるんだったら、3ヶ月に一回とか人に会って為になる話しを聞いたり、意見交換をしたりしたほうが時間の使い方としては有意義なんじゃないのか? 
それだったら、脳に思い出せそうなワードが浮かんだ瞬間に検索boxに検索ワードを入れたほうが多分早い。5秒くらいか。もちろんたくさんのタグを眺めたことで、ワードが思い出せる可能性はある。でもキーワードが思い出せてないんだから時間がかかるはず。

3.思い出すときってどんな時?
お仕事が自宅だとか、執筆作業があるとか、会社のPCにEvernoteがインストール出来ているとか、
PCでのEvernoteがそばにある環境が自分の生活時間の大半をしめている方は別ですが、
私の場合はそういう環境が目が覚めている時間の5割を超えていることが無い。

そうなってくると、Androidアプリの「Evernote」や「Evernote viewer」を使う場合にも運用についての考えの重点を置くべき。
で、現時点で感じていることは「タグが参照しにくい。」ってことがちょっとストレス。
Evernote viewerはノートブックやタグ一覧から選んで、その後に個々のノートを探せるようになっていて、ノートブックを選ぶとそこに紐つけられているタグを選べるので、どんどん絞られて最終的には目的のノートの目的の記憶に行き着くかもしれない。でも検索より遅いです。
だから現状の私の運用シチュエーションのひとつ、Android環境では圧倒的に検索ワードを入力したほうが早いのだ。(iPhoneもそうですか?)
出先で切れちゃったトイレの電球のスペックなんだっけ? ってなったときも、「自宅」「設備」と入力して検索しています。
また、PC環境の時もタグを選んで思い出すことはほとんど無くなって、検索boxで探すことが多い。早いから。


以上のように書いていたら、もっといっぱい書けそうになったのと、時間がなくなってきたので、今回の記事はこの辺で。