WC
WC by Tom Coppen, on Flickr


就寝前に尿意を感じたのに朝まで寝てみた。

記憶では、幼い頃はいつもトイレにいってから寝ていた。トイレに行くのを忘れたり尿意があるまま寝てしまうと、水系の夢を見たときにお寝しょしてしまった気がする。だから就寝前にトイレに行っておくのが鉄則だった。

大人になった今も、だいたいトイレにいってから就寝しているが、
先日は、尿意があるにも関わらず寝ることを決意したのだ。


なぜならトイレが使えなかったから。
故障していたわけではない。 いや故障というのかわからないけど、水が流れなかったから。
いや、違う。 流れてくるのに流れなかった。えっと・・
水がタンクから便器に流れていくのに、便器から汚水が排水されていかない。
つまり、ツマリです。
詰まってしまった。何かが。多分、紙!

どうにかしようと少し考えた挙句、パイプフィニッシュとかっていう、パイプのつまりを溶かして流す危険な溶剤を使ってみたが流れない。
パイプフィニッシュのラベルの注意書きには、トイレのつまりには効果が期待できません。と書いてあった。

ほら。
パイプフィニュッシュ

期待できないけど、無いよりマシなのでは?
もしかして効くかもしれないし・・・。と思って使ってみた。

だが、状況は悪化してしまった。
それまでは、水を流したとき排水されずに便器内の水位があがっても、しばらくすれば徐々に水位が下がっていった。
溶剤を使ってからはなぜか水位が下がらない。ビッタリと。
困った。

うちにはトイレのつまりを直す定番のラバーカップ(バッコンバッコンするやつ)が無い。

夜中だったのでホームセンターは営業時間外。
ラバーカップもないし、パイプフィニッシュも効果なし。
便器につっこんでも問題ないような棒や針金もない。
(洗濯物干しのハンガーはあるけど使いたくない)


というわけで、少し尿意があったけど、寝て朝を待つしかなかった。
いや、コンビニとか24時間オープンしているお店のトイレをお借りするということもできたのだが、
面倒くさいのと尿意があるまま寝たらどうなるかは、幼少の頃以来は試したことがなかった。
大人になっている今、どうなのか。どうなるのか? 
いざという時のために今試して知っておく必要もあるかもしれないと思った。

気になって寝れなかったらやめようと思ったけど、寝付きは良いほうなので大丈夫だ。
そう信じて寝転ぶと、すぐに寝てしまった気がする。
夢もみてない。多分。

朝になって、起きてすぐ、股のあたりに違和感があった。
膀胱がパンパンになっている感覚。もれそうな。

会社に電話して、
「忙しいところすみません、午前は、し、私用で休みます。あの、トイレが詰まっちゃて・・・」
と伝え、ホームセンターへ直行し、まずトイレを借りて、すっきり。
スーパーすっきり! 最高。たまらん。
そのあと、トイレ用品のコーナーで、ラバーカップを見つけた。
ついでにパイプのつまりを取り除く針金器具も万が一に備えて買った。

帰宅して、ラバーカップでしつこく、ばっこんばっこんした。
そしてら便器の水がすぅーっと引いていったので、タンクの水を流してみたら、うまく流れた。
よかった。本当によかった。
業者呼んで直してもらうと、1万円以上しそうだったのでそれは避けたかった。


結論としては・・・

なんだかトイレの話が中心みたいになったけれど、結論としては、
大人になった僕は、尿意があっても朝まで眠って大丈夫ということです。きっぱり。
あ、でも尿意のレベルによるかもなぁ。

いざという時や、災害時でトイレが使えない時にやくにたつかもしれない・・・。
10年ごとぐらいに試す必要があるかもしれません。
歳と共に、衰えるから。