17日(日)に開催されたAndroidの国内最大規模のイベント
Android Bazaar and Conference 2011 Summerに参加してきました。(開催場所:早稲田大学 主催:日本Androidの会)

参加といっても登壇したり出展したりしたわけではないのですが、一般ユーザーとして見てきました。

参加したセッション(敬称略)

基調講演

 丸山不二夫 「がんばれ日本。がんばれAndroid -- オープンな技術とオープンな社会 --」
 谷脇康彦(総務省情報通信国際戦略局情報通信政策課長) 「震災復興とICT」
 Tim Bray ビデオメッセージ

一般公募トラック(ショートセッション)

 八木浩一(災害時交通流監視システム研究会、スマート・ドライブ・メーター製作委員会) 「スマートフォンを用いた道路段差計測方法とそれを用いた東北地方太平洋沖地震後の路面段差の分布状況調査」
 井伊秀和(Catch.com, Inc. Japan Country Manager) 「ソーシャルの次はパーソナル!」
 河野謙三(株式会社エミライ) 「大切な事はすべてタブレットが教えてくれた」
 石川雅之(よこはま地産地消とれたて倶楽部) 「スマートフォンで地産地消を支援する」

コミュニティトラック・LT

 テスト部 宮田友美 「Androidはテストの夢を見るのか」
 女子部 椿奈緒子、梶谷恵里、中山理香 「アンドロイド女子部からひとこと」
 矢吹通康(テックファーム株式会社) 「会社受付アプリ「受付はこちら」」
 戸田洋三(JPCERT/CC) 「Androidアプリ開発にもきっと役立つセキュアコーディング」
 長部敏 「クローズドソースアプリでGPLソフトを使うには」
 田中威志(株式会社ヤマハミュージックメディア) 「スマートフォン向け音楽配信サービスについて」
 山本一隆「(touchRL) 「NFCとNFCラベルプリンタRL-700Sについて」
 信政徹 「Android上で動くゲームの制作について」
 吉田尚記(ニッポン放送)


セッションに参加した感想とか
基調講演の丸山会長のセッションの中で話題に上がっていたMonacってアプリがすごいかもって思った。
あとCatch.comの自分用ライフログなアプリも使ってみたいなぁと思ったり。ただEvernoteと競合するんじゃないか?と思ったけどそのへん聞いてみたかった。
女子部の椿さん(@tryal)がマーケティング系の興味深い話をしていて、どんな人達がどんなアプリを普段使っているのかというような統計データを元に、アプリのレコメンデーションが出来るアプリを開発しているとか。
Androidマーケットは現状アプリを探しにくいので、オススメしてくれる仕組みはウケるかもしれないと思った。
全然しらなかったけど、この方cybozu.netのCEOなんですね。

見れなかったけど、Robotトラック、デザイントラックとかも見てみたかった。
けれども時間が被って見れなかったなぁ。

以下は写真レポート。



↓基調講演開始


↓丸山会長ご登壇


↓ガートナーのシェア予測とか。


↓Timのビデオメッセージ。


↓基調講演終了時混雑


↓Catch.comの井伊秀和氏のアプリとサービスの紹介のショートセッション


↓バザール会場「世界文鳥会議 Android支部」のブース。
ツイキャスを利用して文鳥の動きを閲覧。文鳥に風を送るためのFANの電源をON/OFFしたり餌を与えたりを遠隔操作で行うシステム。すげー! 
そしてなにげにMacBookAir。


↓Androidスマートフォンをセットしておけば文鳥の様子と世話もばっちりの様子。


↓でも、Googleのテスト用基盤が高額なのと、スマートフォンを家に置いておかなくちゃならない欠点が><


↓ロボットっていうかラジコン。でもAndroidで動く!


↓Bluetoothで通信できるのね。



↓LTの様子とかその1 (もえたんfor Androidのマーケティングっぽい話)


↓LTの様子とかその2


↓学生にもどりたいとか少しだけ思ったり。


↓大隈重信像がカッコイイ。ばいばい早稲田大学。熱くて疲れた気温32℃?



まとめ
すごく良い刺激になった!
4200人もの参加申し込みがあったようですが、会場の熱気がすごかったです。
いろんな人がいろんな物を作ってて、それぞれ交流してて、活発な様子がよくわかりました。
アプリ開発者、サービサー、メーカー、研究者、学生、そしてユーザー。
たくさんの人がAndroidに興味をもって、そして携わっているってこと。

熱気がありすぎて、参加したかったカンファレンスのうち会場満席につき参加できなかったものもあり、そこは残念。
まぁ、周りを見回せばギークばかりだったので(多分)、人気講演は1ユーザでしかない私が参加するより、開発者やイノベーターに席をお譲りしたほうがAndroid界隈のためになったということで。
いつかアプリ作ったりしてカンファレンスの内容がちゃんと理解できる程になりたいなぁと思った!

そして会場のMacBook率高し。言うまでもないけどAndroidスマートフォン率は高い。
それが普通だという空間を味わった。

実は前回のABC 2011 winterにも参加したかったのですが、都合がつかなくて残念な思いをしたので
今回は代休を利用して参加しました。(節電、輪番休日の影響で私の務める会社は日曜が出勤日になっている。)
先週頑張って働いておいてよかった。


<メモ>
【Report】頑張れ日本、頑張れAndroid!!「Android Bazaar and Conference 2011 Summer」に参加してきた!【 #ABC2011s 】
TAKA@P.P.R.Sさんの記事の「LT会場」の写真に私が写りこんでました。後ろ姿だけど。