3.11に熱海で開催されたマラソン大会に参加して完走しました。




コースは「熱海ビーチライン」という太平洋に面した有料道路の往復。
僕は12kmの部にエントリー(他に5km, ファミリー2kmがある)。 
人生2度目のマラソン大会です。(子供の時は除く)

人生初の参加大会は、レーシングサーキットの富士スピードウェイで開催された「富士マラソンフェスタ2011」
(2011年12月18日)。
練習不足と不慣れな周回レース、アップダウンの想像以上の激しさにやられて、2周(8.8km)の部を完走はしたものの直後に右足が痛み、歩くのも困難に。寝たら治るかなと祈ったけど、3日間くらいは痛みで足を引きずるように歩く羽目に。
人生初の故障でした。 参考:富士マラソンフェスタ2011に参加!サーキットを足で走ってきた。

以下、今回のマラソン大会の備忘録としてブログに綴ります。


練習時に一度12kmを走ってはいるものの、記録に残る大会では最長距離なのでワクワク。
朝6時に自宅を出て、車内でたい焼き食べて、熱海のビーチ近くの駐車場に7時半頃に到着。


たい焼き大好き。

駐車場は2割くらい埋まる感じ。受け付け開始は8時。12kmの部は11時スタート。
スタートまで3時間あるので、コンビニでおにぎりかったり、トイレいったり、ストレッチしたり。

前回のような故障が怖くて、抑え気味のイーブンペースで走ろうと決める。
当日3日前に練習を終えたにもかかわらず、当日膝がなぜか少し違和感。
かかとの辺り皮膚が一部硬化して、歩くと棘がささっているような痛み。
さらに、天気予報では曇り→晴れなのに開催前に雨が降ってきて萎える。

けれども、3日前にランニング終え、前日までカーボローディングのつもりで、
オムそばライス、ドーナツ、たらこパスタ、チーズバーガー、フライドポテトを食べたし、
当日朝には、たい焼き、おにぎり(昆布)、と3日間の炭水化物天国を味わったのを思い出してスタート位置に着いた。


直前にこれ飲んだ。



仮装ランナーはほとんどいなかったけど、スパイダーマンがいた。
あと、スタート位置を控えめだけど出来るだけ前に行こうと思って進んでいたら、
日経新聞を広げて読んでいる人がいて驚いた。(あとから知ったけどその人はスーツ着て、カバンに新聞挟んで走ってたらしい(笑) 革靴だったのかなぁ?そうだったらすごいw)

僕は普通にランニングシューズ、タイツの上に短パン。富士マラソンフェスタ2011の参加賞の長袖Tの上に、お気に入りのドロイド君半袖Tシャツ。あと手袋。Xperia(SO-01B) をアームバンドに入れて、有線ヘッドホンを装着。


スタートの号砲とともにみんなが拍手して、テンションあがる。

スタート~2km
スポーツドリンクを飲みすぎたのか、スタート前にトイレに行ってきたのに、膀胱が違和感w 
トイレ行きたい。有料道路中にトイレなんてあるわけないわぁ。

2011年末のGoogleの振り返り動画で使われた曲(Sooner or later)がXperiaから流れるなか、
目の前を走る美ジョガーの背中にPLAY FOR JAPANと手書きのメッセージが。
さらに、前方の方の背中には「支援ありがとう!東北がんばろう!」のプリントTシャツの文字。
それ見てちょうど一年前の震災の事とか考えたりとか。
感動的なその曲(Sooner or Later)とあいまって、いきなり目に涙がたまって前が見えなくなりそうになった。


2km~4km
ポツポツ降っていた雨がいつの間にか止む。
打ち寄せる太平洋の波が岩壁に当たって、音楽を聴いて走っていても、迫力のある波音が伝わってくる。
水平線と船をちらちら見ながら楽しんで走っていたら、Radioheadの暗めな曲が流れてきたこともあり、
無心モードへ。

4km~6km折り返し
無心モード中に無心で足を前に運んでいたら、なんだか楽しくなってきた。なんか無性に楽しい!
美ジョガーを後ろから抜いて、人生初の折り返し。
折り返しをすぎてすぐに給水ポイント。薄いスポーツドリンク。あまり美味しくないけどすっきり。
KokuaのProgressにジーンときてマイペース。


6km~8km
給水と、大河ドラマ「秀吉」のオープニングテーマのおかげで、ちょっとだけペースアップ。

抑えめのイーブンペースとかどうでも良くなって、積極的に抜いていく。
トイレ行きたいのことはもう忘れていた。

8km~10km
カメラ目線などおくりつつも、膝やモモの裏が「ピキ!」ってなりそうな感じがして、
自分の身体と対話しながらペースを緩めたり、回復したら速めたり。
ほんの些細な足の異変にもドキドキした。
トイレ早く行きたい。速く走れば早く着く!

10km~11km
解散した東京事変の「閃光少女」を聞いてノってくる。
ペースを上げるが、その後にHipHop調な音楽で冷静になる。
心肺は全然いけそうだったけど、脚がわりと疲れてきてるなと感じて無理はしないでおく。

ラスト100m~Finish
あと50m!頑張れ!の声援とともに、以外と長い50mをラストスパート。5人抜いた。
スパートのせいで、下半身が自分じゃないみたいな気がしたけどしばらく余韻に浸る。

ゴールしてしばらくして、この時間に名古屋でハーフマラソンを走っている最中であろう、
@mst47さんと@nori510さんをtwitterで探したら、やっぱりmasa(@mst47)さんが写真を投稿してた。

僕も写真とりたかったけど、Xperiaはアームバンドにがっちり入っていたので諦めていた。
次は取り出しやすいものに入れたい。

あとで知りましたが、ノリ五藤(@nori510)さんはギリギリゴールする偉業を成し遂げていらっしゃったみたい。
via: [nori5:10]名古屋シティーマラソン ハーフの部ギリギリ完走!| nori510.com



Runkeeper結果



高低差0mが本大会のウリでもあるけど、アップダウンが700m以上もあるように計測されてる。
海沿いの断崖絶壁なコースのせいなのかも。


ラストスパートのおかげでFinishは3min / kmペースで。
ゴールしてから10mくらい歩いてランナーチップを外してもらって、Runkeeper止めてなかったのに気付いて少しロス。



完走証


完走後感
普段は走れない有料道路を海を見ながら走れたり、料金所を走ってくぐったり、楽しめた。
また来年も出たいなぁと思った。
高低差がほとんどないのもあるけど、練習時よりタイムがすごく良いし、カーボローディングってすごい気がしてきた。
あと、音楽に助けられた。ノリノリで元気が出る系の曲は前半よりも後半に流し、前半はしっとりと落ち着いたダークな曲などで、飛ばしすぎないように注意した。

走った後のお味噌汁サービスを頂きたかったけど、気がついたら終了してて飲めなかったのが残念。
しかしさすが熱海。ゼッケンを見せると日帰り温泉が割引になるとのことなので、温泉で疲れた身体を癒せた。
海を望みながらの足湯も堪能。


今回、景色を楽しむ余裕もあったし、もう少しストイックに走れば、タイムももっといけたはず。
次は1時間を切りたいな。
というかハーフマラソンの大会に出たい。