北は北海道、南は沖縄からランナーが3400人以上も集まってくるマラソン大会、金太郎マラソン大会に5月13日に参加してきました。
エントリーしたのは15kmの部。前俺未到の人生最長距離にチャレンジです。




この大会はのどかな雰囲気と富士山を眺めながら走れるということで人気なのか、
年々参加人数が増加しているとのこと。
大会終了後には希望者によるアサヒビール神奈川工場の見学会が恒例だったらしいのに、
今年は事情により開催されなくてとても残念。
ラン後のビールが楽しみだったのに。まぁしょうがない。

↓大会会場の様子。富士山の山頂部分が見えて景色がよい。


僕にとっての15kmって距離は、前に出場した熱海湯らっくすマラソン大会での12kmを、一応25%も上回る距離。
にもかかわらず、練習が出来てなさすぎ。
3月の熱海での大会からたった5回しか練習ランをしてない上に、この日の2日前にランニングしたせいもあって、当日は軽く準備運動したら、ふくらはぎが少し張っている感覚。
いわゆる筋肉痛の類。あー情けない。

そういうわけで、個人的にはコンディション絶好調ではない。
けれども、ほぼ無風で晴れていて、高低差が少ないので走りやすいコンディションだった。
しかも、暑さ・脱水対策で、運営のボランティアの方々にスタート前からスポーツドリンクを振舞って頂いた。これは嬉しかった。



されど、飲んだら出しておかなきゃと。
熱海の時のように尿意を我慢しながら走る、我慢プレイ走法も魅力的だったりするかもしれないけど、距離もそこそこあるし、本当に漏れたら嫌だし迷惑なのでスタート前にトイレへ。

と思ったらすごい行列。



時間に余裕があったはずなのに、時間ギリギリでスタート位置につくことになった。
15kmの部は9:45にスタート。その後に、10km、2km、5kmと続く。

↓コースはこんなかんじ。


足柄大橋とその橋が架かる酒匂川(さかわがわ)の河川敷を走った。


スタートからゴールまでずっと、コース幅がわりと狭くて、いっきに抜いたりはしにくい感じ。がたがた道も有り。
スタート直後はなぜかウルッときて泣きそうだったんだけど、富士山を眺めながら走っていたら、いつもよりオーバーペース気味に。まわりのペースが速かったのでついつい。


↑富士山は雲の中へ。

しかも直前に飲んだゼリーとスポーツドリンクが別の意味で効いてきて、
2km~4kmは横っ腹がちょっと痛くてペースダウン。

↓足柄大橋へ上るための坂道。短いけど傾斜がきつい。


↓橋の上には金太郎が。



↓橋を渡っていると、眼下に後続のランナーたちが見えた。

結構狭いコースだよなぁ。

7km~8kmの地点で、膝が痛くなりそうになってきたので負担がかからないように、さらに少しペースダウン。
なんか足の指も痛い!
沿道にまばらにいる観ラン者の方々の声援が嬉しくって、頑張ってペースキープ。

折り返し後は、体力的な余裕がどんどん減っていくのがわかったので、
楽しいことを考えて、なんとかごまかしつつ走った。
とは言え、10km地点で、
あと5kmもあるってことは、残り3分の1だな。今までは3分の2ってことは、2÷3で、0.66666....
15kmの0.6666倍だから.....今は....えっと、..... みたなアホなループに陥ったりして、精神も困憊。

その後、復路の足柄大橋前で10kmの走者達のコースと合流となり、少し混み合う。


↑復路の金太郎。熊に乗ってるよ。

渡り終えてしばらくしたら脚が限界近い感覚。
精神力に火をつけて、最後の力を振り絞ってゴール!!


結果は、、、、、1時間21分58秒。 
まぁ練習不足なおかげで体にむち打って走ればこんなもんかな。

そういえば、なんで足の指が痛かったんだろうと思って、シューズを脱いでみたら、右足の薬指の爪の中から血が出ていた。左足は人差し指の爪の中が血豆状態でもっとグロテスクになった。


靴のひもをいつもより締めていたのが原因と推測。

↓ゴール後にバナナと鯛焼きとお茶が用意されていました。ありが鯛。


バナナが一人2本も貰えた。



参加賞のTシャツはこれ↓

繊維がサラサラしてて気持ちいい。


人生3度目の大会で学んだことは、

  ・スタート直前(5分前)に飲み食いしない。
  ・3日前までに練習は終えてカーボローディング。
  ・シューズの紐は締めすぎない。


次は秋に気持ちよく走りたいなぁ。