初めてのフルマラソンを東京マラソンに参加して完走することが出来た。
かなり辛かったけど10年に一度あるかというくらい素晴らしい思い出になったので記録しておこうと思う。

僕がフルマラソンを走るなんて5年前には夢にも思ってなかったけど、3年前に夢(目標)にしようと思い立ってエントリーしていたら、3年目で当選した。

それまでに8.8km→12km→15km→ハーフマラソンと少しずつ長い距離のマラソン大会に参加してきけど、正直脚力には自信がなく、15kmやハーフマラソンの後には膝がガクガクで翌日もロボットのようにしか歩けなかった。速く走れていない分、呼吸系には余裕がまだあったと思う。

去年の1月にフロストバイトロードレースに出てボロボロになって以来トレーニングはしていなくて、ようやく10月に遅すぎる練習を開始。
12月に初の子供が誕生したり産後の経過が悪くて妻が1月に入院したりで、ほどんど走り込めなかった。
Runkeeperのログによると、結局16日間の運動のみ(アイススケート含む)で、東京マラソンに挑むことになった。まぁ平均すれば週1の運動を16週間(4ヶ月弱)やっていたとも言える。
そんな中、大会1週間前に足も痛めて(足底筋膜炎?)しまい、安静にしていたけどかなり不安だった。
その不安からか、最初は不要と思っていたけど@mst47さんのアドバイスがもとで、前日にテーピング用のテープも買った。

持ち物・装備品


結局、当日の持ち物とか身につけた物は、
・ゼッケン
・Xperia Z2(RunkeeperとMy tracksとGoogleロケーション履歴でのログと写真撮影目的)、
・SONYのsmartband
・ティッシュとXperia Z2を入れるためのアームバンドケース
・ゼリー状エネルギー補給飲料×2、ブドウ糖×8、1000円札×1、絆創膏x4、ロキソニンx2、胃薬x2 
を入れた ウエストポーチ
・ランニングシューズと大会用に配布された計測チップ
・サポートタイツのCW-X
・テーピングの上に5本指アーチサポートソックス
・ランニングキャップ
ランニング撥水グローブ
・Tシャツ(半袖と長袖)
・モンベルの超薄い上着、ダイソーのレインポンチョ
・ダウンジャケット(手荷物袋で輸送)
・前日の服装や完走後の着替え、タオル、モバイルバッテリー、財布等を入れた鞄(手荷物袋で輸送)
といったところ。
7:45頃に新宿駅についてトイレ行ったりゼッケンを付けたりしていたら遅すぎで、厳重な手荷物(僕のは着替えなどが入ったリュック)チェックとゲートが長蛇の列で、荷物を輸送トラックに預けるのに時間がかかって、8:45の整列完了時刻に間に合わず、待機スロープでスタートを待つことになった。
要するに後回し列にならぶ羽目に(超不利)。
前日にゼッケンはつけておいて、手荷物も少なくしてもっと早く到着していればよかったなぁ。

スタートから


9:10に号砲がなったのに、ランナーが多すぎて走り始めれたのは25分後くらい。
でもスタート位置の舛添都知事の横を走りぬけ、テイラー・スウィフトの歌が流れる都庁前をとてつもなく上々な気分で駆け抜けることが出来て本当に楽しかった。なにこれすごい楽しい!っていう感覚。

1km~5km
沿道の応援が多くてびっくり。靖国通りを走り抜けるの楽しい!
ゆるやかに下っているので調子に乗らないようペースは抑えるよう気にしていたので、抜かれまくり。

5km~10km
トイレはまだまだ大丈夫、給水ポイントではしっかり給水。
首都高をくぐるあたりで西城秀樹のYoung Manが大音量で流れてた。
思わず踊ってしまったけど、ランナーの半数以上が走りながらY~MCA!ってやっていてノリノリで楽しすぎて元気でた。

10km


ちょっとだけ足の裏が痛い。
10kmの関門をすぎたら一度トイレに行っておこうと思って、10km直後のトイレへ。



ここはそんなに並んでなかったけど、足を止めた途端に急激に左足が痛み出した。
え?!えっ?左足が上がらない。つった? 用をすませた後よくわからないままにストレッチ。
走りだしてみたけど、激痛で足を引きずるように100mくらい走って、たまらなくなって中央分離帯に座り込んだ。
腰をおろしたまま再度ストレッチして、再び走りだしてみる。
痛い。
「棄権」が脳裏をよぎりだす。
このあたりでゼリー飲料(1つ目)で補給。

11km~20km
痛いながらにもなんとか腕を振ってゆっくり走っていると、痛みが和らいできた。
足以外の体力は全く問題なし。ペースが落ちているので当然か。
品川までいって折り返して日比谷まで戻るのは精神的にはちょっと辛い感じ。
オールスポーツのカメラマンを見かける度に一応写りこめるよう前のランナーと被らないよう走ってみたり。

20km~25km
ハーフ以上を走ったことがないので、ここからが頑張りどころ。
でも今にも痛み出しそうな左足をかばうように走っていたら、今度は右膝が痛くなりつつあった。
いわゆるランナー膝(ランナーズニー)っていうので痛む部分が。。
銀座はランナーと沿道の応援でごった返していて、なんだか感極まって泣きそうになる。

25km~30km
20kmの関門をすぎる時に、自分には関係ないだろうと思っていた関門時刻が気になるようになってきた。
25kmの関門でいよいよ関門時刻まで10分以内であることがわかり、焦る。

左膝がかなり痛くなってきて、ストレッチしようと止まると10km地点で感じた左足筋肉が固まったような感じに襲われる。
再度走りだそうとすると激痛で足が上がらない。
しばらく足を引きずるように歩いて痛みが我慢できるところまで和らいできたら、激痛に耐えながら足を上げるとなんとか動いて走り出せる感じ。
そして走りだしてしばらくすると我慢できるレベルで継続できる。
走り続けているとまた右膝が痛くなって止まりたくなってくる。これの繰り返しでかなり辛い。
棄権するのは抵抗あるけど、関門に引っかかって終わりにしようと思い始めていた。

足を引きずるように走っていたら、27km地点の救護所のかたが「大丈夫ですか?マッサージありますよ?」と声をかけてくれて、心拍や目眩などでやばい状態の人が駆け込む所だと勘違いしていたので
「え?足でもいいんですか?」と驚きながら寄ってみる。



「マッサージとクリームを塗るだけの簡単なものですが・・・まだ頑張れますか?」
と会話しつつ、銀座でまってますという元同僚からのメールを見てとにかくそこまでは頑張ることを決意。
次の30km関門まであと3キロで20分しかない・・・。

ロスした時間を取り戻すためにもちょっと早めに走らないといけないと焦るんだけど、マッサージ後とは言え、やっぱり走りだしが超痛い。




浅草寺を過ぎ、東京スカイツリーが見えたころにはマッサージ効果なのか足が少し軽くなりだす。
これは嬉しい。まだ走れる。本当にありがとう。



またしても感極まりながらも30kmの関門の手前での
「まだ間に合うよー!」というような声援で泣けてきた。

結局あと1分30秒ってところで関門を通過できた。
ゼリー飲料(2つ目)で補給。

30km~35km
脚が痛い。なんでこんな思いをしてまで走っているんだ?
辛い。
31キロ地点のあたりで沿道の方がおしるこを振る舞っていたのでありがたく頂く。
いざというときのために持ってきた鎮痛薬のロキソニンをおしるこで飲み込む。あと胃が荒れないよう胃腸薬。

銀座に駆けつけてくれた元同僚がいる。そこまでは絶対走ろうと思って頑張った。
ほとんど精神力の極み。
銀座で見つけた時は本当嬉しかった。元気が出た。
「意外と元気そう!」って言われて自分でもびっくりした。
脚がやばい。
すぐ後ろに審判カーが近づいてきた。関門やばい。

35km~40km
35キロの関門は残り時間あと1分ってところで通過。
「関門まであと200m!」とか、応援が嬉しい。辛いけど頑張れる。
アプリは250m毎にしかアナウンスしてこない設定だし、時計をつけていないので「あと何分デスカ?」って尋ねたりもした。ありがとう!!

止まると走り出しに苦労するので、とにかく腕を振ってとまらないように頑張る。
そしてロキソニンが効いてきたのか、ここにきてランナーズハイが到来!!!

佃大橋の坂から周りのランナーはだいたい歩いていたけど、僕は歩かず走れているおかげで
かなりのランナーを追い抜く。抜き去る。楽しい。
沿道からロッキーのテーマ曲がラジカセ?から流れてきたり、スーパーマリオの曲の演奏とか楽しい気分。
その後、豊洲でトイレいっとくかーって油断した。止まったせいで走り出しが激痛。辛い。

40km~42.195km
あと、2キロで終わり。ゴールできそう。時間も余裕がある。
沿道の応援がすばらしい。なにこれ楽しい!
そして、




ゴール!!!!

公式速報タイムは6時間2分。

残念な遅さだ。
左足にはかなり苦しめられた感じになったなぁ。
でも初のフルマラソン、途中で棄権とか関門で時間切れなってしまうとかにならずに完走できただけでも良しとしよう!
3年前に夢みたフルマラソン完走。時間はかかってしまったけど完走はできた。
なんとかなるもんだ。

完走メダルとタオルやらを受け取ったあとは、応援に来てくれた元同僚たちと都内で合流して、ビールで乾杯しました。


まとめ


【失敗だったこと】
・新宿への到着が遅すぎた。トイレも含めて7:00(スタート2時間10分前)についていれば良かったかもしれない。
・Runkeeperの音声アナウンスの設定でスプリットのペースにチェックを入れていなかったため、(ロスタイムを含めた)平均ペース、現在のペースという誤差が激しいガイド音声を頼りに走るしかなくて、切羽詰まった場面で不便だった。
・ところどころ足を止めてストレッチしてみたけど、足を止めた時の筋肉の固まり具合が半端無くて、一気に痛くなってしまい、走れるようになるのに時間がかかったので、痛くても出来るだけ走り続けた方が良かった。

【良かったこと】
・応援のエネルギーが凄い。精神力への大きなプラスになった。
・あと、笑える声援もありがとう!元気が出ました。
「なんでエントリーしたの?」っていうメッセージのプラカードや
「走れて羨ましい!1回も当たったことないんですよ!」とかね。
・後半のロキソニン投与がもしかしてかなり効いて、残り10キロぐらいの走りがそれまでに比べると劇的に軽かった気がする。*ただし無理ができてしまうので要注意

終わってみれば、1週間近く筋肉痛で足が痛かったし、左足はくるぶしから下のあたりが腫れ上がってしまった。痛くてまだ走れそうにない。
走っているときは楽しかったり辛かったけどゴール後にかなりの達成感を得られた。
多少の辛いことなんて、フルマラソンに比べれば!・・・とこれからの人生では心の支えと自信につながるに違いないと信じてこれからも頑張れる気がする。